中国の1~2月粗鋼生産、3%増の1億5470万トン。1日当たりは前年並み

引用元:鉄鋼新聞

 中国・国家統計局が16日に発表した同国の1~2月の工業統計によると、粗鋼生産は前年同期比3・1%増の1億5470万トンだった。1日当たりでは昨年12月比で14万トン減り257万8千トン。2019年3月以来の260万トン台割れだったが、新型コロナウイルスの影響や旧正月(春節)を延長する異例の措置があったにもかかわらず、さほど粗鋼は減らなかった格好だ。
 1月と2月の内訳は公表されていないが、日産量を単純計算した場合、両月とも月間8千万トンを切るペースとなる。実際には2月の落ち込みが大きかったと予想され、3月も8千万トンに達しない可能性が高い。
 他の1~2月累計の鉄鋼生産は、銑鉄が3・1%増の1億3234万トンと粗鋼と同様に増えた一方、鋼材は3・4%減の1億6713万トンへと減少した。高炉の出銑を急に減らすのは難しく、新型肺炎の発生源とされる武漢でも中国宝武鋼鉄の武漢製鉄所で高炉操業は続けられた。ただ出荷ができず、圧延工程を止めることで鋼材生産は減ったようだ。
新型コロナ影響、自動車生産は46%減少
 鉄鋼以外の1~2月工業統計では、自動車生産が45・8%減の200万5千台へと、大きく落ち込んだ。車種別では乗用車が49・8%減の75万1千台、SUVが41・3%減の71万4千台、エコカーは62・8%減の5万1千台だった。
 このほかコークス生産は5・5%減の7064万トン、発電量は8・2%減の1兆267億キロワット、金属加工機械は44・6%減の4万台だった。

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